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【実録】沖縄電力の料金シミュレーションで判明した、おひさまエコキュート最大の悲劇

※この記事にはスポンサー広告が含まれます。

  • 沖縄電力の料金シミュレーションを試したいけど、どのプランで比較すればいいか分からない。
  • 専門家が言う節約術は、本当に沖縄電力でも通用するの?
  • おひさまエコキュートを導入したけど、料金シミュレーションをしてもっとお得な使い方はないか探している。
  • 今の電気代が高いのは、料金プランのせい?それとも他に原因が?
  • 料金シミュレーションをする前に、そもそも知っておくべき注意点があれば知りたい。

今回は、そんなお悩みや疑問を抱えている方に向けて、私のリアルな体験談をもとに、後悔しないための重要なステップを解説していきます。

結論からいうと、我が家は沖縄電力の料金シミュレーションを一旦保留しました。
その理由は、シミュレーションの前提となる自宅の設備が、気づかないうちに本来の性能を発揮していない可能性があったからです。

「そんなこと言っても、早く料金プランを見直して少しでも電気代を安くしたいんだけど…」
と感じるかもしれませんね。

たしかに、その気持ちはよく分かります。しかし、もし根本的な原因を見逃したままプラン変更をしてしまったら、本当はもっと得られたはずの節約チャンスを、みすみす逃してしまうことになりかねません。

この記事を読むと以下のことが分かります。

  • 沖縄電力と本土の電力会社の「料金体系の決定的な違い」
  • 料金シミュレーション前に絶対に確認すべき「おひさまエコキュートの落とし穴」
  • 憶測で判断せず、正しいデータで最適な選択をするための「具体的なステップ」

沖縄での家づくりにおいて、電気代は家計と快適な暮らしに直結する永遠のテーマです。特に最新の省エネ設備を導入したからには、その効果を最大限に引き出したいと思うのは当然のこと。

この記事では、私自身のリアルな失敗談を交えながら、料金シミュレーションで後悔しないために本当に必要なことは何かを、じっくりと考えていきます。

この記事が、皆様の家計を守るための役にたてれば幸いです。

もくじ

沖縄電力の料金シミュレーション前に!おひさまエコキュートの落とし穴

有名建築家の「電気代節約術」に期待!松尾先生の提案とは?

電気代は少しでも安くしたい。これは家計を預かる身として、常に考えていることです。そんなとき、省エネ住宅の世界でとても有名な、松尾設計室の松尾先生が発信する情報が目に留まりました。

動画で語られていたのは、実に興味深い内容。それは、おひさまエコキュートの電気契約を、従来の深夜電力プランから「従量電灯プラン」へ見直すというもの。これにより、年間数万円単位で電気代が安くなる可能性があるというのです。

特に太陽光発電を設置している住宅では、契約アンペア数を下げることで基本料金が格安になる効果が大きいとのこと。動画を観た私は「これはすごい情報を知ってしまった!」と、思わず膝を打ちました。

我が家の電気代も、もっと安くなるかもしれない。そんな期待を胸に、沖縄電力の料金プランを調べ、早速シミュレーションしようと意気込みました。

【悲報】沖縄電力の料金体系は本土と違う?単純比較できない理由

期待に胸を膨らませ、早速沖縄電力の料金プランを調べ始めました。しかし、そこで大きな壁にぶつかります。どうやら、松尾先生が提唱する節約術は、沖縄ではそのまま使えない可能性が高い。

その理由は、沖縄電力と本土の電力会社の料金体系が根本的に違うからです。

本土の電力会社 (例)
基本料金
(アンペア契約で変動)
+
電力量料金
(使用量に応じて)
沖縄電力
最低料金
(〜10kWhまでを含む)
+
電力量料金
(超過した分に応じて)

沖縄電力の料金体系には基本料金を調整する「アンペア契約」が存在しないのが大きな違い

松尾先生の節約術のキモは、「契約アンペア数を下げて基本料金を安くする」という点。ですが、沖縄電力の家庭向けプラン「従量電灯」には、この「アンペア契約」という仕組み自体が存在しないのです。

本土の電力会社では、30Aや40Aといった契約アンペア数に応じて基本料金が変わります。しかし沖縄電力の従量電灯は、使用した電力量に応じて料金が決まる仕組み。つまり、基本料金を意図的に下げるという手法が使えないというわけです。

この事実に気づいたとき、「あれ、前提が違った…」と少しがっかりしました。本土の情報を鵜呑みにせず、まずは自分の地域の特性を理解することが重要だと痛感した瞬間です。

「我が家も安くなるかも…」料金プラン変更の前に気づいた致命的なミス

沖縄電力の料金体系が違うことに少し落胆しつつも、まずは現状を正しく把握することが先決です。気を取り直して、パナソニック製おひさまエコキュートのアプリ「スマホでおふろ」を開きました。

本格的なシミュレーションの第一歩、と意気込んでいた私を待っていたのは、予想外の光景でした。

アプリの画面に表示されていたのは、「給湯機がインターネットに接続できていない可能性があります」という、信じがたいエラーメッセージ。思わず「え?」と声が出ました。

たしか入居後の1ヶ月点検の際、業者の方にWi-Fi接続も設定してもらったはず。天気予報と連動して、晴れの日の昼間にお得に湯を沸かす「スマートチャージ」も、確かにONにしてもらいました。

それなのに、接続できていないとはどういうことか。

もしかして、あの設定以来ずっと、アプリがWi-Fiを掴めていなかった…?だとしたら、一体いつから?考えれば考えるほど、背筋がゾッとするような、恐ろしい事実に直面した気分でした。

【体験談】半年も深夜電力で湯沸かし?「おひさまエコキュートのWi-Fiエラー」という悲劇

おひさまエコキュートがWi-Fiに接続できていない。この事実が意味するのは、ただ一つ。太陽光発電の余剰電力を使って昼間にお得に湯を沸かす、「おひさまエコキュート」の最大のメリットが全く機能していなかったということです…。

つまり、我が家のおひさまエコキュートは、天気予報のデータを取得できず、ただの「深夜電力で湯を沸かす通常のエコキュート」として動いていたのです。しかも、もしかしたら入居してからの半年以上、ずっとその状態だったのかもしれません。

以前、1年間の電気代を分析した記事を公開したばかりでした。実質的な月平均電気代が約4,188円という結果に満足していた自分が、少し恥ずかしくなりました。こんな致命的なミスを犯していたとは。

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しかし、落ち込んでばかりもいられません。これは見方を変えればチャンスです。

この仮説が正しいなら、過去1年間の月平均4,188円という電気代は、「おひさまエコキュートが本領を発揮していない状態」での記録ということ。つまり、これから正常に運用できれば、電気代はさらに安くなる可能性があるのです。

悲劇をチャンスに変えてやろう。そう決意を新たにした瞬間でした。

エラーの原因は単純な接続不良?復旧後の正常稼働を確認

さて、問題のWi-Fi接続エラー。原因を探るべく、エコキュート本体のリモコンを確認してみました。すると、リモコン側ではWi-Fiに接続されている表示になっています。どうやら、アプリとの連携部分で何かしらの不具合が起きていたようです。

ひとまず、ルーターの再起動と、アプリの再設定を実施。すると、あっさりとエラーは解消され、無事に「スマホでおふろ」アプリがエコキュートを認識してくれました。

後日、天気の良い日におそるおそるアプリを確認すると、ちゃんと「スマートチャージ」が作動し、昼間の太陽が出ている時間帯にお湯を沸かしている様子が!「あぁ、これが本来の姿なのか…」と、半年以上越しに本来の機能と対面し、安堵のため息が出ました。

SwitchBotなどのスマート家電も、たまに接続が不安定になることがあります。今回の件で、便利な設備ほど定期的なチェックが必要だと改めて反省しました。これからは、油断せずこまめに稼働状況を確認していこうと思います。

沖縄電力の料金シミュレーションは時期尚早!まず検証すべきこと

結論:プラン変更は保留。まずは正常時の電気代データを取るべき

さて、これまでの経緯を踏まえて、現時点での私の結論をお伝えします。

松尾先生の提案を受けて検討していた、沖縄電力の料金プラン変更。これについては、きっぱりと一旦保留することにしました。

なぜなら、比較の土台となるべき我が家の電気代データが、全く正確ではなかったからです。おひさまエコキュートが本来の性能を発揮せず、深夜電力で湯を沸かしていた状態のデータ。これをもとに料金シミュレーションをしても、何の意味もありません。

正しい判断を下すためには、まず正しいデータが必要です。

そのため、今後最低でも1ヶ月、できれば数ヶ月かけて「おひさまエコキュートが正常に稼働した状態」での電気代データを収集します。その上で、改めてプラン変更が有効なのかを慎重に検討するつもりです。焦って判断して損をするのは、一番避けたいですからね。

なぜデータが必要?憶測での判断を避けるべき理由

私がこれほどデータ収集にこだわるのには、明確な理由があります。それは、憶測に基づいた判断が、将来の大きな経済的損失に直結する可能性があるからです。

今回のケースで考えてみましょう。
私の手元にある過去1年間の電気使用量は、月平均で約342kWhでした。しかし、これは「おひさまエコキュートが深夜に湯を沸かす」という、非効率な運用での数値です。

もし、おひさまエコキュートが正常に稼働し、太陽光で効率よくお湯を沸かすようになれば、電力会社から買う電気の量は減るはず。例えば、月平均の使用量が300kWhくらいまで下がるかもしれません。

この違いを無視して、不正確なデータのまま判断するとどうなるでしょうか。

憶測での判断
高い電気代データ
(深夜沸き上げ時)
⬇️
不正確な
シミュレーション
⬇️
判断ミス・機会損失
データに基づく判断
💡
正しい電気代データ
(昼間沸き上げ時)
⬇️
正確な
シミュレーション
⬇️
最適な選択

このように、間違った前提でシミュレーションを行えば、間違った結論に至るのは当然です。「プラン変更しても大して安くならない」と勘違いし、行動を起こさないことを選んでしまうかもしれません。

不正確なデータで「これが最適だ」と信じ込んで行動し、数年後に「実はもっとお得な方法があったのに…」と気づいても手遅れです。その間に失った節約額は、もう取り戻せません。

だからこそ、遠回りに見えても、まずは信頼できる正しいデータを自分の手で揃えることが最優先。それが、後悔しないための最も確実な一歩です。

次回予告:おひさまエコキュート正常稼働後の電気代を公開します!

というわけで、今回の記事は沖縄電力の料金シミュレーションにまつわる、私のリアルな失敗談と中間報告でした。

おひさまエコキュートが本来の力を発揮し始めた今、我が家の電気代がこれからどう変わっていくのか。私自身、とても楽しみにしています。

果たして、電気代は本当に安くなるのか。
そして、月平均4,188円の壁を超えることはできるのか。

データがまとまり次第、このブログで必ず続報として公開することをお約束します。

「沖縄でおひさまエコキュートを導入したけど、いまいち効果が実感できない」「これから導入を検討している」という方は、ぜひ次回の検証結果にご期待ください。私のこの失敗談が、皆様の家計を未来の損失から守る一助となれば幸いです。

【まとめ】沖縄電力の料金シミュレーションで後悔しないための重要ステップ

今回の記事をまとめてみました。

  • 専門家が推奨する節約術も、沖縄電力の料金体系では通用しない場合がある
  • 沖縄電力の従量電灯プランには、本土のような「アンペア契約」の仕組みがない
  • 料金プランのシミュレーション前に、自宅の設備が正常に機能しているか確認すべき
  • おひさまエコキュートのWi-Fiエラーは、大きな経済的損失に繋がりかねない
  • 設備の不具合は、気づかぬうちに長期間続いている可能性があるため要注意
  • スマート家電は便利だが、定期的な接続・稼働チェックが不可欠である
  • 正確なデータに基づかない料金シミュレーションは、判断を誤らせる原因となる
  • 憶測で行動する前に、まずは信頼できるデータを最低1ヶ月は収集することが重要
  • プラン変更の検討は、おひさまエコキュートが正常稼働した後のデータで行うべき

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回は、沖縄電力の料金シミュレーションを検討する中で直面した、予想外の落とし穴と、そこから得た教訓についてお話ししました。

家づくりは、本当に多くの情報収集と決断の連続です。特に省エネや節約に関する情報は多岐にわたりますが、今回の件で、前提条件や地域の特性を理解することの重要性を改めて痛感しました。

また、今回の検証は、松尾設計室の松尾先生が発信されている貴重な情報がきっかけとなりました。専門家による深い知見がなければ、そもそも料金プランの見直しという発想にすら至らなかったかもしれません。この場を借りて、有益な情報を発信し続けてくださることに感謝申し上げます。

この記事でご紹介した失敗談や気づきが、これから家づくりをされる方、すでにお住まいの方にとって、ご自身の環境を見つめ直す一つのきっかけとなれば幸いです。皆様が後悔のない、快適で納得のいく暮らしを実現されることを心から願っています。

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